公開日:2022年7月7日
メールマーケティングは、webでのマーケティングや営業活動が重視される現代においては必要不可欠なマーケティング手法といえます。また、メールマーケティングを効率的に行っていく際には、必要なツールを導入して業務の効率化や自動化、コストカットを目指していくことが大切です。 そこで今回は、メールマーケティングの基礎知識を紹介したうえで、効果的なやり方やメリットをご紹介していきます。

メールマーケティングは、webでのマーケティングや営業活動が重視される現代においては必要不可欠なマーケティング手法といえます。また、メールマーケティングを効率的に行っていく際には、必要なツールを導入して業務の効率化や自動化、コストカットを目指していくことが大切です。

そこで今回は、メールマーケティングの基礎知識を紹介したうえで、効果的なやり方やメリットをご紹介していきます。

目次

メールマーケティングとは

はじめにメールマーケティングの概要を詳しく整理していきましょう。メールマーケティングはマーケティング手法の一つであり、簡単に言うと電子メールを活用したマーケティング方法にあたります。

しかし重要なのは、ただメールを送って宣伝や告知をすることではありません。大切なのはメールを送ることであらかじめ設定していたマーケティングの目標を果たせるように、顧客の行動を促すことにあたります。

つまりメールマーケティングは、果たすべき目標の設定をベースとして始まります。最終的な商品購入や有料サービスへの登録を促すためには、顧客・見込み顧客にどのようなアクションを促せば良いのか、逆算して考えていくのがポイントです。

なお、メールマーケティングでは単純に同一のメールを送信するのみではありません。顧客によって購買意欲の温度感は異なるため、それぞれの温度感にあわせて効果的なメールを送り、コンバージョンへとつなげていくのがポイントといえます。メールマーケティングが可能なシステムでは、このような顧客それぞれに合わせたメール配信を自動で行うことができます。

メールマーケティングの重要性

現代ではなぜそこまでメールマーケティングが必要とされているのでしょうか。マーケティングや営業の手法にはさまざまな方法がありますが、一言でいえば、メールは誰にとってもなじみやすいコミュニケーションツールだからです。

スマートフォンが普及した現代では、コミュニケーションツールというとLINEなどのコミュニケーションアプリ、TwitterなどのSNSをイメージしがちですが、全世代に幅広く活用されている連絡手段というと、2022年時点でもまだまだメールが強いのが実情です。

特にビジネスの場では、挨拶から仕事のやり取りまでメールを活用することは少なくありません。パソコンを使用する仕事の場合、毎日のようにメールチェックを行い、来ているメールに返信することを繰り返している人はやはり多いでしょう。

また、お得なキャンペーン情報やクーポン、その他役立つ情報などを入手する手段として、メールマガジンはまだまだ多く利用されています。実際にメルマガを通じてキャンペーンを知ったり、クーポンを獲得したりしたことがある人は多いでしょう。

このようにメールの利用率は現代において非常に高く、メールは多くの人の目に触れやすいのが特徴です。こういった世の中の流れから、メールマーケティングはあらゆる業界において重要視されているのです。

メールマーケティングのメリット

ここからは、メールマーケティングのメリットについて詳細を解説していきます。メールマーケティングを始める際には、まず期待できるメリットから整理していきましょう。

低コストで始められる

メールマーケティングは、比較的少ないコストで導入することが可能です。基本はメールを作成して特定のセグメントに配信する手順になるため、例えばwebページを作ったうえでSEO対策を講じてアクセスを集めたり、イベントを開催して商品をPRしたりするなどの手間・費用がかからないのが利点といえます。

設備投資なども基本的に最小限で済みます。インターネットにつながるパソコンとメール送信のシステムさえあれば、簡単に始められます。

費用対効果が高い

メールマーケティングは比較的、高い費用対効果が望めるのも魅力的な点といえます。導入や運用にかかる費用に対して効果が高いため、コストパフォーマンスの高いマーケティング手法になります。

というのもメールマーケティングでは、顧客それぞれの温度感に合った内容のメールを配信することができます。そのため一人ひとりにとって興味のある内容になりやすく、メールの開封率やコンバージョン率も自然と高まりやすいのです。

効果測定がスムーズ

メールマーケティングでは、効果測定がスムーズにできるというメリットも生まれます。マーケティングにおいて重要なのはデータを確認したうえでの効果測定と、それに応じてPDCAサイクルを回していくことです。ツールを活用すれば、メールマーケティングではスムーズにメール配信に関するデータを取得できます。

内容は主に開封率やクリック率など顧客の行動を数値化したものです。この数値をもとに、迅速に試行錯誤を重ねていけるため、マーケティング効果を得やすくなるのが魅力的なところです。

メールマーケティングのデメリット

メールマーケティングを始める際には、デメリットにもあらかじめ目を向ける必要があります。やり方やツール選びを失敗すると、思ったような効果を得られない可能性があるため要注意です。

ここからは、そんなメールマーケティングの注意したいデメリット・リスクをご紹介していきます。

すぐに効果が出るわけではない

メールマーケティングは効果的なマーケティング施策といわれていますが、残念ながらすぐに効果が得られるわけではありません。大事なのは効果測定とそれに基づくPDCAサイクルの円滑化であり、その結果に利益向上などが期待できるようになります。

そのため効果が出てくるまでには、最低でも数か月の時間がかかるといえます。すぐに効果の出るマーケティング施策や集客方法を実践したい場合は、残念ながらメールマーケティングは不向きと考えられます。

使い方や選んだツール次第ではコストばかりが膨らむこともある

メールマーケティングは比較的低コストで始められるのが利点ですが、活用方法や選んだツール次第では、コストばかりが膨らんでしまうこともあり得ます。

例えば配信や分析などの面において高機能なツールを使用した場合、実際のところ自社で求める機能が少ないときは、ほとんどの機能を持て余すことになります。その場合はコストばかりが多くかかってしまうでしょう。機能性の高いツールは、その分導入・維持のコストが高くなります。

そのためメールマーケティングを始める際には、本当に必要なのか考えたうえで、ツールを選ぶことが重要といえます。

メール作成やシナリオの提案にリソースが必要

メールマーケティングでシステムを活用すればメール配信を自動化できますが、完全にメールマーケティングを自動で行うことは実際にはできません。どのような戦略でどのような内容のメールを配信するかは、やはり人力である程度考える必要があるからです。

配信するセグメントメールの内容などの戦略はやはり練る必要があり、効果を見ては都度試行錯誤を重ねていくことが重要です。そのためにはある程度人的リソースを割かなければならず、リソースに限界のある企業ではうまく運用ができない可能性があります。

メールマーケティングの手法

続いてメールマーケティングの具体的な手法を見ていきましょう。

メールマーケティングの手法は、主にメールマガジン、ターゲティングメール、ステップメール、リターゲティングメールが挙げられます。効率的なメールマーケティングを実践する際には、あらかじめ手法の種類について理解を深めておくことが大切です。

メールマガジン

メルマガでおなじみのメールマガジンは、メールマーケティングにおける代表的な手法ともいえます。登録済みの顧客に対して基本的に同一のメールを送信し、商品やサービスの案内、キャンペーンの告知、その他コラムなどを必要に応じて掲載していきます。

効率的に自社製品やサービス、イベントなどを全ユーザーに知らせられるのが大きな利点といえます。

ターゲティング(セグメント)メール

ターゲティングメールとは、別の名前ではセグメントメールともいわれるものです。一定の条件(性別や年齢など)ごとにユーザーを分け(セグメント化)、その条件に合ったメールを配信する手法になります。

例えば一定の条件を満たす会員(長期登録や新規登録の会員)に送る限定のクーポンや誕生月限定のキャンペーンを載せたお祝いメール、地域限定のお知らせメールなどが挙げられます。それぞれの条件に合っているからこそ開封率の高さが望めます。

ステップメール

一部の条件を満たす人に配信するメールという意味ではセグメントメールと同様なのですが、ステップメールでは、イベントに参加してくれた人、資料請求を行ってくれた人に段階的に送っていくメールです。

徐々に製品やサービスに興味を持ってもらえるよう、それぞれがいる段階(興味のステージ)に応じてあらかじめ設定してあるメールを配信する仕組みです。

リターゲティングメール

リターゲティングメールも同様に、一部の条件に該当する顧客に対してアプローチをかけるメールになります。例えばECサイトの場合は、カートに商品が残っていることをお知らせするメールなどがこれに該当します。

リターゲティングメールなら、効率的に購買意欲の高い顧客へ商品・サービスについて営業をかけられるのがポイントです。

メールマーケティングで使う用語

ここで、メールマーケティングでよく使われる専門用語を整理していきます。以下のような用語は頻繁に使用されるため、基礎として積極的に覚えておきましょう。

オプトイン

本来は参加、加入、承諾などの意味を持ちます。メールマーケティングの分野においては、主に個人が企業に対し、名前やメールアドレスなどの個人情報収集・利用を承諾することを指します。

オプトアウト

一度承諾した個人情報利用に対して停止の手続きを行うことを指します。メールマーケティングにおいては、主にメールマガジンの配信停止などの面でよく使用されます。

なお、オプトイン・オプトアウトについては、迷惑メールや詐欺防止の意味合いから特定電子メール法で厳しくルールが設けられているため、メール配信をする際には法律をよく確認する必要があります。

HTMLメール

Webページのように、HTML/CSSを使って見やすく装飾してあるメールのことを指します。HTMLメールでは写真やイラストなどを幅広く使うことができるため、クリック率・コンバージョン率が高いのが魅力といえます。また、そういったデータの取得ができるのもHTMLメールの強みです。

テキストメール

HTMLメールに対してテキストのみで構成されたメールをテキストメールといいます。シンプルなので見やすさや見栄えの良さはHTMLメールの方に軍配が上がりますが、テキストメールは作成に時間もかからず比較的誰でも作成しやすいのが利点です。

ちなみに、基本的にテキストメールでは開封率やクリック率などの効果測定には対応していません。データの取得に対応しているのはHTMLメールのみなので、テキストメールでメルマガなどを運用する際には注意が必要です。

開封率

メールがどれだけ開封されたのかを示す数値です。基本的にパーセンテージで表記され、開封された数を配信数で割り算し、そこに100をかけて算出します。例えば1000通送ったメールの中で100通開封された場合は、開封率は「100÷1000×100」で「10%」です。

到達率

メールが受信者のメーラーの受信ボックスにどれだけ到達したのか示す数値です。

メールアドレスを間違えずに送信できている時点で「メールは到達しているはずでは?」という疑問がまず生まれますが、メール配信では基本的に一度に大量のメールを送信するのが特徴です。そのため迷惑メールに振り分けられたりプロバイダにブロックされたりして、到達率が下がってしまうことが時として起こります。

なお、逆に到達していないほうから見て不達率という指標が使われることもあります。到達率はなるべく高い数値を目指しますが、不達率の基準で考える場合は、できるだけ低い数値を目指します。

コンバージョン

メールマーケティングにおいては、メール本文で最終的にユーザーに起こしてほしい行動のことを指します。

主に、商品購入や会員登録、資料請求、セミナー参加などの成果が該当します。ちなみに、どれだけコンバージョンにつながったのかを示した数値をコンバージョン率といいます。

KPI

KPI(Key Performance Indicator)は、企業が目標として掲げていることの達成度を評価する際に使用される指標で、日本語では重要業績評価指標といいます。達成の度合いを見るために使用される定量的指標にあたります。

KGI

KGI(Key Goal Indicator)は、企業のビジネス戦略を達成するために、どのような成果をもって達成とみなすのか決める指標のことで、日本語では経営目標達成指標といいます。主に売上高、利益率、成約件数などが該当します。

ペルソナ

商品やサービスを利用する顧客の年齢や性別、職業、価値観などをより具体的に定めたものです。商品・サービスの主なターゲットとなる人の象徴的モデルともいえます。メールマーケティングでは、具体的なペルソナ設計に基づくメールコンテンツの作成・配信が重要です。

ちなみに「30代主婦」といった端的な表現の場合はターゲット、「都内在住の30代専業主婦。子供は2人おり、夫の年収は600万円。住まいは賃貸マンションで…」といったようにより具体性があり顧客のイメージをつかみやすいのがペルソナです。

セグメント

特定の条件や特徴で区切られたひとまとまりのことを指します。主には年齢や性別、購買意欲(商品への興味関心度)などの条件が挙げられます。このような区分けをすることをセグメンテーション・セグメント化ということもあります。

リード

営業やマーケティングの分野における見込み顧客のことです。見込み顧客はこれから顧客になる可能性を持つ人のことを指し、現段階では顧客ではないものの、興味関心を持っている可能性がある人が該当します。

リードナーチャリング

リードの興味関心を育て、最終的に顧客へと育成していくことです。メールマーケティングではステップメールやセグメントメールによってリードナーチャリングの高い効果が望めるとされています。

休眠顧客

休眠状態にある顧客のことです。つまり過去に取引があり、現在は取引状態が休眠の状態になっている顧客のことを指します。メールマーケティングでは、そういった休眠顧客から効率的な発掘作業を行うことも可能です。

PDCAサイクル

Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の頭文字をとった、ビジネスにおける重要な考え方です。特にマーケティングや営業の分野においては、このように「計画を立てたうえでそれを実行し、そのうえで効果測定を行い改善につなげる」という工程を繰り返すことが最終的な目標達成へとつながります。

メールマーケティングのやり方

続いて、具体的なメールマーケティングの方法・やり方の手順をご紹介していきます。必要な工程をチェックして、メールマーケティングを効率よく進めていきましょう。

目標設定

まずは目標の設定が重要です。メールマーケティングは「何を達成したいのか」という目標ベースでスタートするという考え方が基本になります。

ここで重要なのがKGIとKPIです。KGI(経営目標達成指標)は「何をもってして目標達成とみなすか」の指標です。例えば売上などがわかりやすいでしょう。「売上100万円」というように具体的な数値を決めていきます。そしてこのKGIを達成するために必要な指標となるのがKPI(主要業績評価指標)で、メールマーケティングではコンバージョンの数などが該当します。

メールアドレス獲得

メールマーケティングは当然ながら顧客のメールアドレスがなければ成立しません。そのため何らかのかたちでメールアドレスは、あらかじめ収集しておく必要があるといえます。

主な収集方法としてはwebサイトからのお問い合わせ、会員登録、資料請求などが挙げられます。展示会などのイベントにおける名刺交換なども効果的です。

配信リストの作成

続いて獲得してあるメールアドレスのリストの中から、目標に基づいて配信リストを作成していく必要があります。全ユーザーに送るメールマガジンと異なり、例えばセグメントメールであれば、そのセグメントに合ったコンテンツを配信する必要があります。

メール作成

メール配信のリストが準備できたら、そのセグメントに訴えかける内容として効果的なメールを作成していきます。

ユーザーがどのような購買意欲を持ち、さらにはどのようなニーズを持っているのかを細かく整理したうえで、興味関心を刺激する内容に仕上げることが重要となります。

メール配信

配信するメールが完成したら、いよいよツールを用いてメール配信を行っていきます。

なお、Outlookなどのメーラーを使ってBCCの一斉送信を行うかたちでも配信は可能です。この場合、特別なツールは必要ありませんが、宛先の選択は逐一手作業を行う必要があり、送信量が多ければ多いほど作業は膨大になります。誤送信などの原因にもなるため注意が必要です。

また、場合によっては大量送信は迷惑メールに判別されてしまうこともあります。その点ツールの場合は、迷惑メールとして扱われないよう対策されている場合が多いのが特徴です。

効果測定・検証・改善

メール配信後は、開封率やコンバージョン率を詳しくチェックしていきます。効果測定は、配信したメールに対するリアクションのデータを見る工程です。

この工程でメールの効果を判断し、必要に応じて内容や配信頻度などの改善策を講じていくことが重要になります。

重要な5つのKPI

ここからは、メールマーケティングにおける重要なKPIを整理していきます。KPIとしてチェックすべき指標は、あらかじめ明らかにしていきましょう。

開封率

メールがどれだけの人に開封されたかをパーセンテージで示したものです。ユーザーに対してどれだけ効果的なメール本文を考えたとしても、そもそも開封されていないのではコンバージョンのチャンスすら生まれません。

したがってクリック率やコンバージョン率アップのためには、まず開封率から高めていく必要があります。開封率が低いときは件名や配信の時間帯、タイミングなどを工夫する必要があります。

不達率

不達率は、配信したメールの中でどれだけのメールが受信ボックスに届かなかったのかパーセンテージで示したものです。不達が起こる原因はさまざまですが、そもそもアドレスが間違っていたり、迷惑メールとしてブロックされていたりすることが主な原因です。

不達率が高いままの状態が続くと、ますます迷惑メール業者と判断される可能性は高まります。無効なメールアドレスの自動解析などを行うリストの整理機能は、積極的に活用したいところです。

クリック率

メール内に記載してあるURLや動画などのコンテンツがどれだけクリックされたかを数値化したものです。これは基本的に、クリックの総数と送信したメールの総数の割合で計算します。

クリック率はコンバージョンにつながる大事な数値です。メールが開封されてお問い合わせや商品詳細のページに飛んでもらわなければ、そもそも成果にはつながりません。

反応率

反応率は、メール開封の数とクリックの数の割合がわかる数値です。クリック率と似ている数値になりますが、クリック率は配信したメールの総数との割合で見るため、メール開封の数との割合ではありません。

開封されてもアクションがなければコンバージョンにはつながらないため、反応率が低いときは、本文やターゲットの見直しが必要になります。

購読解除率

購読解除率は、もともとメールを受け取っていた人の中でどれだけの人が購読解除を行ったのかわかる数値です。そのためこの数値は、登録件数との割合で見ます。つまり1000人のユーザーが購読するメルマガで10件の解除があった場合は、解除率は1%になります。

解除率が高いとき、なかなか解除率が下がらないときは、配信内容がユーザーの興味関心を刺激しないものであることが考えられます。いち早く内容を見直すことが重要といえます。

メールマーケティングに必要な機能

メールマーケティングでは、主に次のような機能を活用できます。ツールを選ぶ際にはできるだけいろいろな機能を活用できるのが望ましいですが、最低限、以下のような機能は必要になるものとして覚えておきましょう。

グルーピング機能

グルーピングは、特定の条件においてセグメント(グループ)を作るうえで大きく役立つ機能です。例えば「20代女性」「資料請求を行ったユーザー」「関東在住」などのグルーピングが可能になります。

このように条件を設けてセグメント化すれば、ステップメールやターゲティングメールを送る際にスムーズにアプローチができます。手作業で配信リストを作る必要もなくなります。

開封率・クリック率の測定機能

メールマーケティングにおいて成果を出していくために重要となるのは、効果測定の機能です。開封率、クリック率、コンバージョン率などの効果測定が主に可能になります。

これにより、配信したメールはそのセグメントに刺さるものなのかなどを冷静に見極めていくことができます。もし開封率が低ければ配信のタイミングなどを考える必要がありますし、クリック率やコンバージョン率が思ったほど上がらない場合はコンテンツの見直しが必要になってくるでしょう。

HTMLメール作成機能

メールマーケティングにおいて効果測定をスムーズにするためには、まずHTMLメールの配信が必須になります。HTMLメールは表現の幅が広いため、見やすく、読者の反応が良いことでも知られています。

人気のツールはさまざまなHTMLメールのテンプレートが利用できるようになっており、web関連の知識がない人でも、簡単にHTMLメールを作成できるようになっています。

MAツールがおすすめ

メールマーケティングをする際には、MAツール(マーケティングオートメーションツール)の活用がおすすめです。

MAツールは、その名の通りマーケティングのオートメーション化(自動化)を主な目的としたITツールです。メールをはじめとしたさまざまなチャネルでのコンテンツ配信が自動で行えるようになっており、マーケティングや営業活動の効率化に貢献してくれます。

メールマーケティングのツールにはほかにもメール配信ツールなどがありますが、MAツールがおすすめなのは、マーケティングにかかわる業務を総合的に効率化・コストカットしてくれるためです。

オンラインでのマーケティングの手法にはメールを用いたもの以外でも、LPやSNS、LINEなどさまざまなものがあります。MAツールなら、メールマーケティングだけでなくこれらもまとめて効率的に実行できます。マーケティングオートメーションの一元管理が一つのツールでできるため、業務効率化・コスト削減につながるのは明らかでしょう。

また、MAツールではメールフォームやセミナーの案内ページ、LPなどのコンテンツも、専門知識なしで簡単に作成することが可能です。そのうえで効果測定とPDCAサイクルを円滑化します。

メールマーケティングの基本的な戦略

ここからは、メールマーケティングの戦略の基本を整理していきます。

メールマーケティングを始める際には、「効果的なのはわかっても、具体的な戦略ややり方がわからない」となることが多いものです。そのためまずはメールマーケティングの基本戦略から知識を充実させていきましょう。

中長期的な戦略設計

メールマーケティングの戦略を練る際は、まず期間の設定を間違えないことが重要です。

というのも、メールマーケティングで効果が出てくるまでにはある程度時間がかかります。一人ひとりの顧客の商品・サービスに対する購買意欲が高まるまでには、ある程度時間がかかるのと同様です。

そのため例えば数週間ほどで結果を出そうとしても、目標達成には至らない可能性があります。そのため戦略設計は、中長期的なかたちをイメージして行う必要があります。

目的にそったユーザーに絞る

どのようなメールでもできるだけ多くのユーザーに送った方が効率が良いという考え方ももっともですが、実際のところ、ターゲットを絞らずにアプローチをするのは非効率的なマーケティング手法と言わざるを得ません。

どのような商品・サービスもターゲットを設定したうえで開発することが重要です。マーケティングや営業活動においても同様のことがいえます。「量より質」を意識し、あらかじめ条件や属性分けをしたうえでメールマーケティングを実践するようにしましょう。

ユーザー属性にあった内容を配信する

配信する内容は、基本的にユーザー属性に合った内容であることが大前提となります。極端な例でいえば、新規会員向けに配信するメールに長期入会特典のキャンペーンが書かれていたのでは、ユーザーの興味を刺激することはできません。

それどころか、的外れな施策ばかりでは未開封や配信解除などを増やす可能性があります。そのユーザー属性のニーズを理解したうえで、しっかりとマッチする内容のコンテンツ配信を心がけましょう。

適切なタイミングでメールを送信する

メールの開封率やクリック率などは、配信タイミングによっても大きく変わってきます。例えば時間帯一つとっても、開封率には大きく影響してきます。主婦層向けにメール配信を行うのであれば主に昼間が開封率向上の可能性がありますし、学生を含む若い世代向けであれば夜の時間帯のほうが開封率はアップします。

時間帯、曜日、給料日や連休などのイベント事のタイミングを見つつ、効果的なタイミングを見計らうことが重要です。

A/Bテストで改善を図る

A/Bテストとは、2つのうちどちらがより効果が高いのか検証していくマーケティング最適化手法の一つです。例えばメルマガの件名を考えるなら、Aパターンは〇〇、Bパターンは△△、としたうえで2つの候補を作り、両方を試して効果を測定していきます。

そのうえで「より開封率の高かったほうを採用する」といった流れになります。もちろん件名だけでなく、配信のタイミング、使用する画像の種類など、A/Bテストは豊富な場面で活用できます。

目的によってSMSマーケティングの方が効果的

メールマーケティングは、昨今のメジャーなマーケティング手法として幅広い業界・企業で採用されています。

しかしながら、マーケティングのやり方は常に自社に合ったスタイルの最適化を図り模索していくのが重要になります。そのため場合によっては、メールマーケティングだけでなくSMSマーケティングを検討すべきタイミングも出てくる可能性があります。

では、なぜSMSマーケティングが目的次第では効果的なのか、詳細を解説していきます。

SMSマーケティングとは?

SMSマーケティングは、携帯電話の番号を使って送受信を行うSMS(ショートメッセージサービス)を活用したマーケティングの手法です。

メールと比べるとSMSは限られた文字数でメッセージを送るのが特徴ですが、短文のテキストで気軽に読める分、開封率が高いのが利点といえます。また、メールアドレスではなく携帯電話の番号で送受信を行うため、キャリア変更などがあっても不達が起こりづらいのもメリットになります。

このため「長くて内容の深いメール本文を考えても、なかなか読んでもらえない」といった課題に、SMSマーケティングは効果的にアプローチできる可能性があります。

短いからこそ宣伝や告知を端的に伝えられるため、ユーザーにとってSMSはわかりやすいのが大きなポイントになります。

なお、宣伝や告知、案内の文言をテキストのみで伝えたうえで、URLへ誘導するのがSMSマーケティングの基本的なやり方です。

SMSマーケティングについてより詳しくはこちら
https://sms.supership.jp/blog/sms/sms_marketing/

SMSマーケティングのメリット

SMSマーケティングではさまざまな利点に期待が持てます。主なメリットとしては、次のことが挙げられます。

高い開封率に期待できる

SMSマーケティングではまず高い開封率に期待ができます。メールと違ってスマートフォンのプッシュ通知からすぐに確認してもらえるため、SMSの開封率はメールよりも高めです。

せっかく時間をかけて作成したコンテンツも、開封してもらえなければ意味をなしません。SMSマーケティングではそういった課題解決にも働きかけられます。また、SMSはすぐに開封してもらえるという利点もあり、よりリアルタイム性のある情報を伝えたいときにも向いています。

費用対効果が高い

SMSマーケティングは費用対効果が高いことでも知られています。SMSは通常、送信1件ごとに費用がかかるためメールよりもコストパフォーマンスが悪いと判断されがちですが、それに比べてSMSは1件ごとのリアクションが良いのが利点です。

つまり1件ごとに送信費用がかかるメッセージでも、より反応が良いマーケティング手法を取った方が結果として費用対効果を得られるということです。そのためSMSマーケティングなら、「量」も「質」もしっかりと押さえたうえで効率的なマーケティング・営業活動が行える可能性があります。

SMSマーケティングがメールマーケティングよりも効果的な場合

ではここからは、具体的にどのようなケースにおいてSMSマーケティングやメールマーケティングより効果的なのか、成功事例などをチェックしつつご紹介していきます。

レスポンス率向上

SMSはメールと比べて、携帯電話の番号を利用して短文のメッセージを届けられるため、開封してもらいやすいこと、さらにはレスポンスをもらいやすいことが利点になっています。

実際の成功事例としては、例えば工事日などの訪問日程の調整のやり取りの効率化があります。

残念ながらメールの場合、ほかのメルマガやお知らせメールに埋もれてしまい、メールを見てもらえないという難点が伴います。そのため顧客から回答をもらいたい事案があっても、メールを通じて回答をもらうという目標達成をするのは正直難しい傾向にあります。

また、そのためには代替手段として電話も挙げられますが、電話は電話で昼間はつながらないことが多いです。また、着信に気づいても、知らない番号には出ない人は少なくありません。

そこで効果的なのがSMSです。SMSはプッシュ通知を通じてすぐに確認でき、LINEのように気軽に返信できるのが利点になります。そのためレスポンスが良いことが多く、実際に、工事日調整のやり取りをメール・電話からSMSに切り替えたとたん、回答率は倍にまで向上したといいます。

このようにレスポンスを高めたいときに、SMSを使用したマーケティング手法を取り入れるのは非常に効果的といえます。

詳しくはこちら
https://sms.supership.jp/case/post-186/

重要なお知らせの開封率向上

企業から配信する重要なお知らせメールの開封率が低く、サービス提供に一部支障をきたしてしまうことは少なくありません。

現在、メールを使ったマーケティング手法は主流と言えるのは確かですが、その分メルマガが大量に届き、受信ボックスをまともに確認しなくなっているユーザーが増えているのも事実です。これはメールマーケティングが広まったことによって生まれた大きな課題といえるでしょう。

ここで開封されないメールの中に、重要なお知らせが入っており、大事なタイミングを逃してしまうことはユーザーにとって珍しいことではありません。もちろん重要なお知らせが埋もれることは、企業にとってもサービス提供をスムーズに行ううえで差し支える可能性があります。

例えばわかりやすいケースでいうと、支払い期限のお知らせメッセージです。これがメールの場合だと、残念ながら埋もれるせいで未開封のまま終わってしまうことが多く、企業にとっては料金回収において支障をきたす可能性が出てきます。

しかしSMSなら、重要なお知らせと記載してメッセージを送信すれば、高い開封率に期待ができます。プッシュ通知からすぐに確認できるため、ユーザーの目には留まりやすく、実際に料金の延滞率低下につなげた成功事例もあります。

このように重要な告知の開封率が上がらないことに困っているときは、メールよりもSMSを選んだほうが効果的な場合が多いといえます。

詳しくはこちら
https://sms.supership.jp/case/post-41/

法人向けSMS送信サービスなら「KDDI Message Cast」

SMSマーケティングの効率化には、やはりSMS送信を効率的に行えるシステムの導入が効果的です。KDDI Message Castは、法人向けSMS送信サービスとなっており、初期費用・月額費用は0円で始められるのが大きなポイントです。

業界でも最安値ともいえる料金で、2か月(3,000通)までは無料トライアルも適用されます。もちろん文字制限内では長文の配信も可能になっています。

到達率は98%以上、開封率は80%以上を誇るのも魅力的な点です。メールマーケティングにおいて不達が多いこと、開封率がなかなか上がらないことに困った際には、KDDI Message CastでSMSマーケティングを実践してみましょう。

まとめ

メールマーケティングは、現在のオンライン環境における主流なマーケティング方法として重要視されています。メールマーケティングを導入している企業は多く、システムを活用すれば、効率的に顧客の興味に合わせたメール配信ができるのがポイントです。

ただ、メールマーケティングではなかなか開封率・到達率が上がらないことも少なくありません。そんなときはSMSマーケティングの導入を視野に入れるのもおすすめです。SMSマーケティングなら高い開封率とレスポンスで、大きな費用対効果に期待ができます。自社の業務やビジネス課題に合わせたマーケティングの方法を、積極的に模索していきましょう。

▼KDDI Message Cast(KDDIメッセージキャスト)詳しくはこちら

https://sms.supership.jp/