ジム・フィットネス業界でのSMS(ショートメッセージ)活用について
SMS(ショートメッセージ)は到達率や開封率の高さから、さまざまな業界にて多様な用途で活用が広まっています。
この記事では、ジム・フィットネス業界におけるSMS活用の事例をご紹介します。
目次
ジム・フィットネス業界で課題になっていること
近年の健康ブームの高まりから、ジムやフィットネスに通うユーザーも増えてきています。その中で、各店舗からお客様への通知や連絡をしているものの、日中電話に出てくれなかったり、メールも見てもらえているのかわからず、店舗スタッフの手間だけが増えてしまっている現状も浮き彫りとなってきています。
以下、現在、ジムやフィットネス業界で課題となっているケースをご紹介します。
督促連絡
口座情報の不備や残高不足などで月会費の口座引き落としがうまくできず滞納状態であるが、お客様に電話で連絡してもなかなか繋がらなかったり、メールも送っているが反応がない。
おすすめ・定期情報の案内
新しいマシンの導入や新しいエリア(サウナ施設やヨガフロアなど)を増設したため、より多くのお客様に利用してもらいたいが、告知する術がない。
キャンペーン告知
お友だち紹介キャンペーンや新商品(スポーツドリンク、プロテインなど)の試飲キャンペーンなど、店内の掲示板に掲載したりメールで告知しているが、実際に見られているのかよくわからない。
また、コロナ禍特有の悩みや課題もあります。
時短営業の案内
時短要請により営業時間を短かくし、スタッフの人数を絞って営業中である旨の連絡をホームページ上に掲載したりメールで告知をしていたが、実際には告知を見ていないお客様も多く、休業時間に来店したお客様からのクレームに繋がるケースも。
こうした課題に対してSMSが有効である理由
電話でお客様に連絡する場合、1件ずつの対応となり、繋がらない場合は何度もかけ直す必要があるため、大きな手間がかかります。また、メールやDMにおいても、送信しても実際に見られているのかわからなかったり、送信コストが負担になっているケースも多くありました。
一方、SMSに関しては、到達率(約95%以上)や開封率(約80%以上)も高く、お客様にメッセージを確実に見てもらいやすく、一斉に送信することができるため、工数やコストの面からも非常に有効です。
ジム・フィットネス業界での具体的なSMS活用事例
ジム・フィットネス業界におけるSMSの活用事例としては、以下のような具体例があります。電話やメールなど既存のコミュニケーションと併用利用や置き換えることで、情報伝達の効率化や工数削減に繋がっています。
督促通知
これまでお客様と連絡が取れるまでかけていた電話ですが、SMS送信に切り替えることで、電話が繋がらなくてもお客様にテキストで要件を伝えることができるので、店舗スタッフの大幅な工数削減につながります。お客様もSMSを見ることで内容が督促だと理解できるため、能動的な入金対応にもつながります。お互いに何度も電話をかける、出れないことによるストレスや不信感も払拭することができます。
キャンペーン告知
これまでは、お友だち紹介キャンペーンやお得な情報などをメールで送っても見られているのかわからなかったり、郵送の場合はコスト面で負担になっていました。それをSMS送信に切り替えることで、より多くのお客様にキャンペーンを知っていただくことができ、入会率・継続率の上昇や、オプションプランの追加契約などに結びつきます。
営業時間の変更
コロナ禍による時短営業のお知らせをSMSで一斉送信することで、お客様に確実に見てもらうことが可能になります。状況に応じて営業時間が変更になる場合にもお客様に対して都度一斉送信することでスタッフの工数が大幅に削減されます。
また、メッセージ内にURLを記載することもできるので、より詳細な情報が記載されたサイトやホームページへの誘導も可能です。
ジム・フィットネス業界でのSMS(ショートメッセージ)活用についてのまとめ
SMSは、お客様に確実にメッセージを届ける手段として、
・督促通知
・キャンペーン告知
・営業時間などの変更内容の連絡
などにおいて大変有効です。
是非、既存コミュニケーションツールとの併用や代替としてご活用ください。