API連携によるSMS送信

「KDDI Message Cast」ではCRMシステムや各種クラウドサービスなど、お客さまが所有するシステムやアプリケーションにSMS送信機能をシームレスに組み込むことができる各種APIをご提供しています。API連携により、現在ご利用中のシステムから一斉かつ自動的にメッセージを送信することが可能となり、送信結果など配信ステータスの確認をすることもできます。

HTTPS APIについて

お客様のサーバからHTTPS API(Web API)を呼び出すことで、システム間の連携が可能となります。

概要システム連携API
機能SMS配信
送達結果情報の確認
SMS受信
送信方法一通ずつ送信指示
文字コードUTF-8

APIの各種機能について

主に以下4つのAPIを提供しています。

SMS送信APISMS送信を実行する
+メッセージ送信API+メッセージ送信を実施する
配信確認APISMS、+メッセージの送信結果を取得
SMS受信APIユーザからSMSが受信したときの連携

KDDI Message Cast API連携の特徴

特徴1: 安心のサポート体制、キャリアグレードでの運用

携帯キャリアの品質を提供している運用部隊での監視・保守体制を実現。

24時間365日監視保守サポートを提供し、お客様にとって安心安全なシステム提供が可能です。

特徴2 :SMSだけでなく+メッセージ(プラスメッセージ)の利用も可能

SMSの場合、テキストのみの送信に留まりますが、+メッセージは、+メッセージアプリをインストールしているユーザに向けて、長文メッセージや画像・動画、アクションボタン・URLボタンといったリッチコンテンツの送信が可能です。

関連リンク:+メッセージ(プラスメッセージ)送信機能

特徴3:簡易的に埋め込めるシンプルなインターフェイス

KDDI Message Castでは、簡易的に組み込めるインターフェイスを提供しています。宛先(”userContact”)とコンテンツ(“textMessage”)の二種類を設定すれば、SMS送信が可能です。

特徴4 :費用を抑えられる料金体系

KDDI Message Castなら、初期費用・月額費用が無料。またユーザーにメッセージが届いた分のみの課金(従量課金制)となるため、利用ハードルが低く、スモールスタートが可能です。

SMSのAPI連携を活用出来るシーン

アプリの個人認証にSMSを活用

アプリ認証における1つの手段としてSMSが活用できます。例えば、パスワードのみによる認証手段の場合、本人以外にパスワードを知られてしまうなどの情報漏洩が発生した際に、容易にアクセスが可能となってしまいます。

そこでSMSを本人認証手段の1つとして利用することで、携帯電話からSMSを受信できないとログインができない状態になるため、セキュリティをより一層強化することができます。パスワードを破られる被害が増えている昨今において、本手段は非常に有効であるといえます。

リマインダーとしてSMSを活用

自社サイトで来店予約を行ったお客様に向け、予約日前日にリマインドとしてSMSを送信することは効果的です。無断キャンセルをすることは“No Show問題”として社会問題化されており、予約された店舗には大きな被害が発生します。中には意図的に無断キャンセルをするお客様もいますが、そのほとんどが、悪意のない単に予約忘れをしてしまっているケースです。

こうした事態を避けるため、予約日前日にリマインドSMSをお客様に向けて送信することで、キャンセルを減らすことができます。利活用可能な業界としては通信・飲食・医療・旅行・運輸業などが挙げられ、幅広い業種業界での導入が進んでいます。

事例紹介

本人確認の手段としてSMS認証を導入

弊社の既存のシステムに手軽に組み込むことができました。バックエンドにnode.jsというJavaScript 環境を使っています。APIのドキュメントを読みながら1時間位で実装ができました。

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顧客管理システムからSMS送信のAPIを使用

SMS送信のAPI導入は技術的に難しいことはなく、短期間で導入することができました。弊社の顧客管理システムを導入いただいているお客様に「KDDI Message Cast」をご紹介する際には、通信キャリアとしてのKDDI様のネームバリューがあったため、すんなりと理解してもらえました。

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