SMS送信サービス「KDDI Message Cast」短縮URL機能とは?

SMS(ショートメッセージ)は到達率や開封率の高さから、さまざまな用途で利用が進み、市場が拡大しています。送信するメッセージの内容も多様化しており、テキスト以外にURLを設定して任意のページに誘導するなどさまざまな形で利用されています。
今回は、長文になりがちなURLを短縮し、送信コストの削減に繋がる便利な機能をご紹介します。

SMSの送信文字数について

短縮URL機能をご説明する前に、まずはSMSの送信文字数について振り返ってみましょう。初期のSMSは最大で全角70文字までしか送信できませんでしたが、近年では660文字まで送信することができるようになりました。長文送信が可能になる一方で、文字数に応じた追加の送信コストが発生します。

※全角70文字程度を1通と換算し、71文字以降、文字数にに応じた費用が発生
※機種や通信事業者により送信できる文字数や料金が異なる場合あり

参考:SMS(ショートメッセージ)の送信料と受信料について

送信コストを考えると文字数は極力少なく、端的に伝える必要があります。そこで、より詳細な情報を掲載した外部サイトURLをSMS内に表示・遷移してもらうことで、ユーザー理解の向上やアクションを喚起するケースも増えています。
ところが、表示するURLは長文になりがちで逆に文字数を増やすことになりかねない場合もあります。そこでKDDI Message Castでは、URLの文字数を短縮表示する機能を提供しています。

短縮URL機能とは

短縮URL機能とは、SMS内に表示するURLの文字数を自動で短縮する機能です。管理画面から設定可能で、25文字にまで短縮することができます。これにより長文のURLが短縮され、送信コストの削減につながります。
また、管理画面のレポートから、ユーザーが短縮URLをクリックした日時の確認も可能です。(SMSのみ)

<URLの短縮例>

(変更前)https://kmc-test0123456789012345678901234567890

(変更後)https://qsm.jp/xxxxxxxx

※23文字の短縮URLの前後に半角スペースが付与され25文字でカウント

短縮URLの活用方法

SMS内でのURL表示に関してはさまざまな活用方法があります。例えば、アンケートに答えてもらうために専用サイトを作成しそのURLをSMS内に設定したり、面談/工事などの日程調整用のサイトURLや既存のサービス紹介サイトURLなど、SMS内に設定したURLからより詳細なサイトへの誘導に活用されています。

参考:SMS(ショートメッセージ)を活用したアンケート配信

また、変数機能を利用することで、電話番号(ユーザー)毎にURLを出し分けすることも可能です。電話番号毎に誘導するサイトを変更したり、異なるパラメーターを付与した効果計測などさまざまな活用の検討ができます。

短縮URLについてのまとめ

長文機能を活用することで送信できるメッセージ量は増える一方、送信コストも増えます。特にURLなどは長文になりやすいため、文字数を圧迫する要因になりかねません。
そこで、短縮URL機能を活用することで、文字数やコストの削減につなげることができます。長文URLを設定する際にはぜひご活用ください。