業種:自動車業界

2021年11月18日(木)に「失敗しない!自動車業界におけるSMS活用&DXセミナー」というテーマで日本カーネット株式会社様と共同でセミナーを開催しました。

本セミナーの概要

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、人々の生活スタイルは様変わりしています。こうした変化を受け、様々な業界において顧客とのコミュニケーションスタイルの変革が求められ、より非対面でのコミュニケーションが重要視されています。今まで、非対面でのコミュニケーションツールとしてはDMや電話連絡が多く利用されていましたが、顧客ご本人に直接、確実性をもって連絡できるSMSによって集客を図るなど、効果的に活用されるケースが増えています。

そこで今回のセミナーでは、自動車産業の中でSMS活用の実績を持つ日本カーネット株式会社様にご登壇いただき、SMS活用事例やその効果をご説明いただきました。

SMSの特長と活用方法について

日本カーネット社が提供している自動車整備&車両販売システム「DREAM POWER」のSMS送信機能に、KDDI株式会社とSupership株式会社が共同運営するSMS送信サービス「KDDI Message Cast」が連携することになりました。
これによりDREAM POWER経由でSMSをより安全・簡単で便利に送信いただけます。

SMSには主に次の3点の特長があります。

①到達・開封率が高い
ほかの媒体と比べて、到達率が96%程度と高い。開封率は80%程度で、エンドユーザーに見てもらいやすい。
※当社調べ。2021年4月現在。

②どの端末にも届く(リーチ率が高い)
スマートフォン・ケータイを持つほぼ全ての方にリーチできる。

③気づきやすい(着眼率が高い)
携帯電話に標準搭載されているSMSアプリでプッシュ通知が届き、気づきやすい。

これらの特長により、SMSは電話やメール、郵便(DM)に代わる通知や連絡手段として注目されています。

SMSの利用状況についてSupership株式会社の麻生は次のように説明しています。


麻生:”SMSの市場では直近3年間の成長率で見ても130%以上で大きく伸びているという状況です。しかも、今までは2段階認証による本人認証の用途で主に使われていましたが、昨今は業務連絡や督促通知などお客さまへの重要なお知らせといった利用が非常に拡大しておりまして、市場としても伸びています。

今まで電話やメール、DM等の紙媒体でお客さまに連絡していたお知らせをSMSに切り替えたり、SMSと並行利用されるケースが増加傾向にあり、企業として様々な業務のDX化を図りたいというときにSMSがうまく活用されるという形になっています。

他媒体からSMSへ切り替えることのメリットは、SMSの特長で説明されたこと以外にもあります。例えば、DMや電話に比べてコストを低く抑えられ、URLを送れるためウェブサイトへの誘導もスムーズにできます。他にも「KDDI Message Cast」では一斉送信も可能なため業務の負担も軽減できます。

また、電話やDMの補完ツールとして活用することで、電話後のフォローや重要なDMの見落とし回避なども期待できます。”

さらに動画では「SMS特長を活かした「お客さま接点」強化施策ポイント」も具体的な活用事例を交えて紹介しています。

自動車業界のSMS活用事例

セミナーの後半では、日本カーネット株式会社様より「DREAM POWER」を利用されている企業様の活用事例を紹介していただきました。

まずは車検・点検のご案内について、ある自動車整備工場様では、従来は案内ハガキと電話連絡のみでご案内をしていましたが、SMSでのご案内も追加された事例を説明頂きました。

日本カーネット様:”1ヶ月あたりの車検の入庫件数でSMSを導入するとどうなるのか比較してみます。従来この工場様は案内ハガキと電話でのご案内のみでしたが、新たにSMSを組み合わせたところ、単月で5台も入庫件数がアップしまして、単月で5件ですので年間ですと約60件。この単月5件アップを達成するために掛かるコストといたしましては、1,000円程度です。非常に安価でお客様に対して車検のご案内をすることができ、なおかつ入庫率の向上を果たせているような事例のご紹介となっております。”

車検案内の事例以外にも、「車検受付後の追加整備のご確認」や「キャンペーンのご案内」「予約キャンセルの防止策」の活用事例などもご紹介いただきました。自動車業界で実際に導入されている企業様の事例ということで、自動車業界の方はもちろん、それ以外の業界の方にも参考になる内容となっています。

動画ではSMS活用事例をより詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。

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