SMS(ショートメッセージ)とは

SMSとは

2021年5月28日

SMS(ショートメッセージサービス)は携帯電話が普及した当初から搭載されている、テキストベースのメッセージサービスです。国際規格であり、海外では幅広い用途でコミュニケーション手段として活用されてきましたが、日本ではメールやLINEなどが普及しているため、利用したことがない方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、SMSの使い方から料金、使う際の注意点など、知っておきたい基本情報をご紹介します。

SMS(ショートメッセージ)とは

SMSとは、Short Message Service(ショートメッセージサービス)の略で、電話番号を宛先に、メッセージのやりとりをするサービスです。
同じキャリア同士だけでなく他社端末ともやりとりが可能で、初期段階で端末に搭載されている機能であるため、アプリのインストールは必要ありません。

格安SIMではSMSが使えない場合も

格安SIMには通話とデータ通信ができる「音声通話SIM」と、データ通信のみができる「データSIM」の2種類があります。音声通話SIMではSMSを利用できますが、データSIMの場合はSMS機能付きプランでないとSMSは利用できません。

データSIMをお使いの方は、SMS機能付きプランかどうかご確認ください。

SMS(ショートメッセージ)でできること

SMSはもともと個人間で短い文章をやりとりするコミュニケーションツールでしたが、近年では送れる文字数が増えたり、SMS配信サービスにより一斉送信が可能になったりするなど、進化を続けています。
本人確認のためのSMS認証や、予約確認、配送確認などの連絡をSMSによって受け取った経験のある方も多いのではないでしょうか。

携帯電話に標準搭載されているケースが多く、携帯電話番号のみでメッセージを送ることができるリーチの広さや、受信した際にポップアップ表示される利便性の高さや開封率の高さにより、企業や自治体でも活用する例が増えています。

SMS(ショートメッセージ)の料金

SMSはメッセージを受け取る側の受信料は無料ですが、メッセージを送る側は1送信ごとに料金が発生します。送信料は文字数によって異なり、文字数に比例して料金も増えていきます。
※契約プランによって同キャリア間で無料の場合もあります。

SMS送信料 au ドコモ ソフトバンク
※海外他社携帯電話・PHS宛へ送信する場合は料金が異なります。
※料金などの詳細はauドコモソフトバンクの各公式サイトをご確認ください。

また、+メッセージアプリの利用者同士であれば、パケット通信料のみでやりとりができます。

SMS(ショートメッセージ)の使い方

スマートフォンでメッセージアプリからSMSを利用します。SMSの送信方法はiPhoneもAndroidも基本的には同じですが、「メッセージ」アプリを使うか「+メッセージ」アプリを使うかで操作方法が少し異なります。
+メッセージは2018年にKDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの共同開発によって誕生したアプリで、SMSと同じように電話番号のみでメッセージのやりとりが可能です。3社のスマートフォンでのみ利用できます。

2018年5月以降に3社から発売されたAndroid端末にはメッセージアプリではなく、+メッセージが標準搭載されています。
iPhoneなどiOS端末で+メッセージを利用するためにはアプリのダウンロードが必要です。

メッセージアプリで送信する場合

①ホーム画面より「メッセージ」アプリをタップ
②「えんぴつマーク」をタップ
(iPhoneは右上、Androidは右下にマークが表示される)
③宛先欄に送信先の電話番号を入力するか、+マークから送信先を選択
④テキストボックス内には本文を入力
⑤入力を終えたら「送信」をタップして送信完了
(「送信」はiPhoneが矢印、Androidが紙飛行機のマーク)

+メッセージで送信する場合

①ホーム画面より+メッセージのアプリをタップ
②メッセージのページから+マークをタップ
(iPhoneは右上、Androidは右下にマークが表示される)
③「新しいメッセージ」をタップ
④宛先欄に送信先の電話番号を入力するか、+マークから送信先を選択
⑤テキストボックス内には本文を入力
⑥入力を終えたら紙飛行機のマークをタップして送信完了

【法人向け】一斉送信する場合

SMSは基本的に個人間で利用するためのものであるため、複数人に同時に送信することはできませんが、「SMS配信サービス」を利用することで手軽に一斉送信ができます。
SMS配信サービスでの一斉送信ではPCを使うため、通常のSMSの送信数制限もなく、管理もしやすくなるメリットがあります。

使い方や使える機能はサービスごとに異なるため、目的にあった配信サービスを選びましょう。

SMS(ショートメッセージ)の送信で気をつけること

SMS(ショートメッセージ)の送信文字数

以前は他キャリア間で送信できる文字数が最大全角70文字でしたが、2019年9月10日よりau、ドコモ、ソフトバンクの3社では最大全角670文字まで拡大されました。それ以上の文字数を送ろうとするとエラーになったり分割して送信されたりするので注意しましょう。
※古いモデルなど一部機種では最大全角70文字となっています。
※楽天モバイルのメッセージアプリ「Rakuten Link」は非Rakuten Linkユーザーへの文字数上限が全角660文字となっています。

+メッセージ同士でやりとりする場合は、最大全角2,730文字まで送信可能です。

SMS(ショートメッセージ)の送受信制限

迷惑SMSの対策として送信数の上限は1日200通までに制限されています。この場合の1通は70文字で換算されるため、71~670文字では2~10通分となるのでご注意ください。
※お使いの機種により異なる場合があります。

受信数に制限はありません。また、+メッセージ間での送信には上限がありません。

SMS(ショートメッセージ)で画像・動画を送信するとき

SMSは基本的にテキストのみでしかやりとりできません。しかしiOS端末のメッセージアプリでは、iPhone同士で画像や動画、絵文字のやりとりができる「iMessage(アイメッセージ)」という機能があるため、iPhoneではない相手にも画像や絵文字など送信してしまうことがあります。その場合、自動的にキャリアメールに切り替わったりエラーになったりしてしまうので注意が必要です。

画像や動画を送付したい場合は、+メッセージなどリッチコンテンツが使用可能なアプリや電子メールを利用しましょう。

本文に送信者名を明記する

SMSは電話番号が宛先のため、送信先の相手が自分をアドレス帳に登録していない場合は名前が表示されません。そのため、SMSを送信する際には本文に送信者名を書いて、誰からのメッセージなのか分かるようにしましょう。

【法人向け】SMSを利用した広告宣伝で気をつけること

SMSの広告宣伝は「事前の同意」が必要

SMS配信サービスを利用した広告宣伝も増えてきていますが、SMSでも「特定電子メール法」に基づいた「事前の同意(オプトイン)」が必要です。メールではないと思って見落としがちですが、事前に本人の同意を取るようにしましょう。配達日の連絡や支払いの督促などは対象外となります。

他にも、電話番号など個人情報を取り扱う「個人情報保護法」や、送信回数の制限・送信時間の制限などを定めた「特定業務に関する関連法規(貸金業法、特商法、景表法など)」の遵守も必須です。

まとめ

SMSはどの携帯電話でも使えて操作方法もシンプルであるため、今後さらに活躍の場が増えていくことが予想されます。
基本的な情報や使い方を理解して、有効活用していきましょう。