SMS(ショートメッセージ)で送信できる文字数について

SMSとは

2021年6月16日

SMS(ショートメッセージ)はその名の通り、短いメッセージのやりとりをするためのツールとしてこれまで活用されてきました。しかし近年では文字数制限の上限が大幅に緩和されたり、「+メッセージ」というSMSの後継にあたるアプリが出てきたりするなど、文字数も活用法も大きく広がってきています。

この記事では、長文を送ろうと思ったときに気になる文字数制限や、文字数によって変化する送信料について詳しくご紹介します。文字数オーバーしてしまうとエラーになったり、送信料が多くかかってしまったりするので、ぜひ知っておきましょう。

SMS(ショートメッセージ)送信の文字数制限

SMSとは?

SMSとは、Short Message Service(ショートメッセージサービス)の略で、電話番号を宛先としてメッセージのやりとりをするサービスです。
同じキャリア同士だけでなく他社端末ともやりとりが可能で、初期段階で端末に搭載されている機能であるため、アプリのインストールは必要ありません。

詳細についてはこちら:SMS(ショートメッセージ)とは

SMSの文字数制限

SMSの機能は携帯電話が一般に広まった1990年代後半からあるサービスですが、長らく文字数は全角70文字が上限となっていました。そこに変化があったのは2017年。auとドコモがau同士、ドコモ同士の文字数制限を670文字まで引き上げます。さらにその2年後の2019年9月にはau、ドコモ、ソフトバンクから他キャリアへの送信でも、最大670文字まで上限が拡張されました。

また、2018年にはKDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの3社が提供する「+メッセージ」というアプリのサービスが開始されました。このアプリはSMSと同じように電話番号を宛先としてメッセージを送ることができ、「+メッセージ」同士であれば最大文字数が全角2,730文字となり、写真や動画、スタンプなどもやりとりができます。

SMSで絵文字は使える?

SMSはテキストのみのコミュニケーションツールですが、絵文字も送信が可能です。ただし、iPhoneとAndroidでは絵文字の種類やデザインが異なるため、対応していない絵文字を送信すると文字化けをしてしまいます。これはメールやLINEなどでも同様ですが、絵文字を使う際には注意しましょう。

また、絵文字によっては1文字分以上の容量を使うことがあるため、絵文字を使うことで送信できる文字数が減ってしまう場合があります。長文を送る際には絵文字の数にも気をつけましょう。

キャリア別SMS(ショートメッセージ)の文字数制限

ここからは各キャリア別と格安SIMなどによるSMSの文字数制限について詳しくご紹介していきます。
基本的にはどのキャリアでも文字数制限は同じですが、型の古い機種では文字数制限の上限が少なくなります。

auのSMS文字数制限について

auのスマートフォン、携帯電話で全角670文字(半角1,530文字)まで送受信できる機種は以下の通りです。それ以外の機種では全角70文字(半角160文字)となります。

最大全角670文字の対応機種
・Android:2017年5月以降発売の4G LTEスマートフォン/4G LTEケータイ、または+メッセージアプリをダウンロード済みの4G LTEスマートフォン
・ iPhone:iOS 10.3.0以上、キャリアバージョン28.3以降(iPhone 4S除く)

注意点
・3Gケータイ/3Gスマートフォンの場合、半角160文字・全角70文字ずつ分割して受信します。
・一部端末では全角50文字(半角100文字)となる場合があります。

※詳細はau公式サイトをご確認ください。

ドコモのSMS文字数制限について

ドコモのスマートフォン、携帯電話で全角670文字(半角1,530文字)まで送受信できる機種は以下のページをご覧ください。

・SNSにおける670文字まで入力可能な機種

ソフトバンクのSMS文字数制限について

ソフトバンクのスマートフォン、携帯電話で全角670文字(半角1,530文字)まで送受信できる機種は以下の通りです。それ以外の機種では全角70文字(半角160文字)となります。

最大全角670文字の対応機種
・Android:「+メッセージ」アプリバージョン10.2.11以降、または「SoftBankメール」アプリバージョン8.0.0以降
・ iPhone:iOS 5.0 以降推奨

注意点
・Android 4.4.4以前の一部の端末では全角670文字の送受信に対応していません。

※詳細はソフトバンク公式サイトをご確認ください。

格安SIMの文字数制限について

格安SIMの文字数制限も基本的には上限が全角670文字(半角1,530文字)となります。ただし、一般的なスマートフォンと同じように古い機種では全角70文字(半角160文字)までしか送受信できないので、対応しているか上記のau、ドコモ、ソフトバンクの対応機種を参考にご確認ください。

また、格安SIMには通話とデータ通信ができる「音声通話SIM」と、データ通信のみができる「データSIM」の2種類があります。音声通話SIMではSMSを利用できますが、データSIMの場合はSMS機能付きプランでないとSMSは利用できないのでご注意ください。

フィーチャーフォン(ガラケー)の文字数制限について

フィーチャーフォンとはいわゆる「ガラケー」と呼ばれる、スマートフォンではない携帯電話のことです。フィーチャーフォンで送受信できるSMSの文字数もスマホと同じように上限が全角670文字(半角1,530文字)となります。

こちらも機種によっては全角70文字(半角160文字)が上限の場合もあるため、上記のau、ドコモ、ソフトバンクの対応機種を参考にご確認ください。

各メッセージアプリの文字数制限について

SMSを送信するメッセージアプリには、670文字以上送信できる機能が搭載されているものもあります。同じアプリの機能なので、これらの文字数制限も覚えておきましょう。

iPhone(iMessage)の文字数制限について

iPhoneに標準搭載されているメッセージアプリには「iMessage」という機能があります。これは送信先がiPhoneやiPadなどiOS端末の場合に利用できる機能で、テキストだけでなく画像や動画なども送信でき、文字数制限もありません。

iPhoneのメッセージアプリではiOS端末へSMSを送信しようとしても自動的にiMessageに切り替わるため、どうしてもSMSを送信したい場合は設定からiMessageの機能をオフにする必要があります。

また、SMSとiMessageは送信画面が似ているため、送信したものがどっちなのか自分でも見分けがつきづらいですが、自分の吹き出しが緑の場合はSMS、青色の場合はiMessageとなっています。

引用元:iMessage と SMS/MMS について – Apple サポート

Android(+メッセージ)の文字数制限について

冒頭でもご紹介しましたが、SMSの後継にあたる「+メッセージ」というメッセージアプリが登場しており、2018年5月以降にau、ドコモ、ソフトバンクの3社から発売されたAndroid端末にはメインのメッセージアプリとして標準搭載されています。

+メッセージ同士でメッセージを送る場合、文字数の上限は全角2,730文字。また、写真や動画、スタンプなども送信できます。送信先が+メッセージを使っていない場合は、普通のSMSと同じように上限は全角670文字です。

楽天モバイル(Rakuten Link)の文字数制限について

Rakuten Link」は楽天モバイルの利用者のみが使えるメッセージアプリです。
こちらもRakuten Link利用者同士だと画像や動画が送信でき、文字数も全角1,500文字まで送れます。送信先がRakuten Link利用者ではない場合は、SMSとして全角660文字まで送信可能です。

SMS(ショートメッセージ)が送れないもの

データSIMの場合は注意!

キャリア別の文字数制限の項目でも触れましたが、格安SIMでSMS機能付きプランではない「データSIM」を使っている場合は、SMSが利用できません。格安SIMでSMSを利用したい場合は、「音声通話SIM」か「データSIM」のSMS機能付きプランにしましょう。

SMS(ショートメッセージ)の送信料金

SMSは文字数によって送信料金が変化します。受信は文字数に関係なく無料です。

各キャリアの料金は以下のようになっています。

料金表

※料金プランによっては同じキャリア間のSMS送信が無料の場合もあります。

格安SIMの送信料金について

格安SIMのSMS送信料も文字数に応じて3〜33円となります。詳細は端末の説明書や公式サイトをご確認ください。

まとめ

SMSで送信できる最大文字数が全角70文字から670文字まで増えたことで、SMSの活用の幅も大きく広がってきています。企業や自治体からのお知らせや本人確認にも利用され、法人向けのSMS一斉送信サービスの利用も増えています。ただし、一斉送信の場合には70文字までしか受信できない方もいるので、文字数には特に注意が必要です。
文字数制限をしっかり把握して、SMSを有効に活用していきましょう。

関連リンク

🔗プレスリリース(ドコモ)
https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/190904_00_m.html
🔗プレスリリース(KDDI)
https://www.au.com/information/notice_mobile/service/2019-004/
🔗プレスリリース(ソフトバンク)
https://www.softbank.jp/mobile/info/personal/news/service/20190904a/