Twitterの認証コードがSMSで届かない?原因から対処法まで解説!
Twitterを利用するときに認証コードが必要になっても手に入れられなくて困ってしまうことがあります。Twitterの認証コードはSMSで送られてくるのが基本ですが、届かないトラブルが発生しています。Twitterの認証コードがSMSで届かないのはなぜなのでしょうか。この記事ではTwitterの認証コードが届かない原因について網羅的に挙げた上で、具体的な対処法について詳しくご紹介します。
目次
そもそもTwitterの認証コードとは?
Twitterの認証コードとは、Twitterのログインのセキュリティを強化するために二段階認証でログインするときに必要になるコードです。アカウントのパスワードを何度も間違えて入力したときなどにはアカウントがロックされますが、ロック解除をするときにも認証コードが要求されます。
Twitterでは認証コードが必要なシーンにはアカウントに登録している携帯電話番号にSMSで送るシステムが標準的になっています。二段階認証でログインしようとしたときにはSMSを受信して数字で6桁または英数字で8桁の認証コードを確認し、通常のIDとパスワードに加えて入力することが必要です。
認証コードを使用することで、他人にTwitterのIDやパスワードを盗まれたときでも不正ログインをされずに済みます。SMSなら携帯電話番号に紐づいているので、端末ごと盗まれない限りは安心できるセキュリティを確保することが可能です。
Twitterの二段階認証はどうやって設定する?
Twitterでは二段階認証によるログインの設定が義務化されているわけではありません。セキュリティを高めるために重要な方法としてTwitterでも利用を推進してきていますが、ログインの手間がかかるので二段階認証はユーザーが任意で設定する仕組みになっています。
Twitterで認証コードによるログイン認証をするためには、Twitterのアプリから設定が必要です。例えば、iPhoneではTwitterのアプリを起動してメニューを開き、「設定とプライバシー」の画面を開きます。そして、「アカウント」の「セキュリティ」から「2要素認証」を選びましょう。すると2要素認証の方法の一覧が表示されるので、SMSで二段階認証の認証コードを受け取るには「ショートメール」を選択します。
Twitterでは認証コードによる2要素認証を設定する際にテストが実施されます。「ショートメール」を選ぶと、SMSの送信先にする携帯電話番号の入力を促されます。送信先の電話番号を入力して「次へ」をタップしましょう。すると入力した電話番号宛にSMSが送られてきます。SMSをチェックして認証コードを入力すれば、Twitterでの二段階認証の設定は完了です。
ここではiPhoneの例を紹介しましたが、AndroidのTwitterアプリでもパソコン版のアプリでも同じようにして設定できます。セキュリティ対策が重視される時代になっているので、安全のために二段階認証を導入しておくのがおすすめです。
Twitterの認証コードがSMSで届かない場合の原因とは?
Twitter二段階認証を設定した後、SMSで認証コードが届かないときにはどのような原因がありえるのでしょうか。そもそも「ショートメール」で設定していなかったというケースもありますが、設定まではできている前提でありえる原因をご紹介します。
電話番号を誤って入力した
Twitterの二段階認証を設定する時点で認証コードが届かないときには、電話番号の入力を誤った可能性が高いでしょう。携帯電話番号の入力ミスをした場合には認証コードが届きません。Twitterの二段階認証の電話番号を設定するときには国番号を選択することが必要です。日本の電話番号なら日本を選び、090や080などから始まる携帯電話番号を入力します。
国番号が指定されているので、「090」や「080」からではなく、最初の「0」を省略した「80」、「90」から入力する必要があると考えるかもしれません。しかし、実際には「090」や「080」で問題ないので、電話番号の他の部分が誤っていると考えて再入力してみましょう。
キャリアでエラーが発生している
Twitterの認証コードが届かない原因としてキャリア側に問題が起こっていることがありえます。SMSはデータ通信回線やWi-Fi回線ではなく、キャリアの電話回線を通じて送受信するのが特徴です。契約しているキャリアで通信障害が発生していたり、SMSの送受信についてエラーが起こっていたりするとTwitterからのSMSを受け取れません。
キャリアの通信障害はすぐに解決しない場合もあります。安定した通信環境が整えられてきているのであまり障害が起こることはなくなりましたが、いつ起こるかわからないトラブルなのも確かです。Twitterの認証コードが届かないときにはキャリアのエラーも疑ってみた方が良いでしょう。
SMSの受信拒否が設定されている
普段はあまりSMSを使用していない方のトラブルとして多いのが、SMSの受信拒否設定をしているケースです。特定の差出人からのSMSしか許可していなかったり、SMSをすべて受信拒否したりしているとTwitterからの認証コードのSMSは届きません。受信拒否はスマートフォンのショップ店員があらかじめ設定してくれていることもあるので気を付けましょう。
また、Twitterは国際回線を通してSMSを送信しているケースがあります。国内キャリアからのSMSは安全性が高いから受信し、海外からのSMSは拒否するという設定をしている場合もあります。端末自体の設定で受信拒否をしていることもありますが、セキュリティアプリによってフィルタリングされているケースもあるので注意が必要です。
Twitterで問題が発生している
Twitterの認証コードが届かない原因として、Twitter側に問題が起こっている可能性も否定できません。Twitterのサービスも安定してきているものの、障害が発生して緊急メンテナンスを実施するケースもあります。システムトラブルによって二段階認証のコードを送信できない、SMSの送信ができない状況に陥ることもないとは言い切れません。
Twitter自体は稼働していても、ログインプロセスだけエラーが起こるという可能性もあります。Twitterのログインで問題が発生すれば話題になるので、Googleなどで検索をしてみると二段階認証の状況についての口コミを見つけて様子を把握することができるでしょう。
国際SMSとナンバーポータビリティーの相性問題が起きている
Twitterから送られてくるSMSは国際回線を利用していることが多くなっています。ナンバーポータビリティー(MNP)を利用してキャリアを変更したときに、国際回線を利用しているSMSが受信できなくなるというトラブルが口コミで知られています。特定のキャリアで起こるわけでもなく、全く問題が起こらないことも多いので相性問題と言われているトラブルです。
詳しい原因は定かではありませんが、キャリアを乗り換えた直後からTwitterの認証コードが届かなくなったのなら相性問題の可能性があります。ナンバーポータビリティーを使うときには気を付けた方が良い点です。Twitterだけでなく、他のサービスからの国際SMSについても送受信ができなくなるリスクがあります。
電波状況が悪い
SMSは電波状況が悪いと受信できないことがあります。SMSはWi-Fiやモバイルネットワークの電波が十分に良かったとしても送受信できない場合があるので気を付けましょう。SMSはキャリアの電話回線を使用して送受信するため、電話の電波が良くない場所ではTwitterの認証コードが届かない可能性があります。
SMSの情報量は少ないのでアンテナの本数が少ないくらいなら届くのが普通です。しかし、完全に圏外になっている場合にはTwitterからのSMSは届きません。日本国内ではかなり広い範囲で電波が安定していますが、地下や山頂などのように電波状況が悪い場所もまだたくさんあるので気を付けた方が良いポイントです。
Twitterの認証コードがSMSで届かない場合の対処法とは?
SMSでTwitterの認証コードを受け取る設定にしているのに認証コードが届かなかったときにはどのような対処をするのが適切なのでしょうか。原因はたくさんありますが、以下のような方法を試してみると解決できると考えられます。
携帯電話番号やスマートフォンの状態を確認する
Twitterの認証コードが届かないときにはまず自分のスマートフォンなどの端末を疑いましょう。二段階認証の設定時点で入力した携帯電話番号が誤っていたら認証コードが届きませんが、スマートフォンの状態が悪いためにSMSの受信に失敗している可能性もあります。
スマートフォンの電波状況を確認して十分に通信できる状況かどうかをチェックしましょう。電波が届いていないなら場所を移動して電波環境を改善するのが効果的です。また、一度電源を切って再起動するだけでSMSを受信できることもよくあります。スマートフォンの状態は見ただけではわからないことも多いため、トラブルが起こったときには再起動する習慣を作るのが良い方法です。
受信拒否設定をチェックして解除する
TwitterからのSMSを受信拒否してしまっている場合には解除しなければ認証コードが届きません。受信拒否設定を変更してTwitterからのSMSを受信できるようにしましょう。一時的にSMSをすべて受信する設定に切り替えて、TwitterからのSMSを受け取るのがおすすめです。そして、Twitterの連絡先を許可リストに入れておけば安心できます。
セキュリティアプリを使用している場合にもセーフリストにTwitterを登録すれば大丈夫です。迷惑なSMSを拒否する方法として受信拒否設定は優れています。むやみに完全に解除してしまわずに、Twitterの認証コードを受け取るときのような必要なシーンで解除するのがおすすめです。
とりあえず待ってみる
Twitterの認証コードが届かないときにはとりあえず待ってみるのも良い方法です。Twitterのシステムトラブルやキャリアの通信障害などが発生しているときには、対応が終われば認証コードのSMSが届きます。たまたま通信が混み合っていて送受信に時間がかかっているケースもあるので、1分か2分くらいは待ってみるのが適切です。
待っているだけでは不安な場合には、Twitterやキャリアのサイトにアクセスして障害が起こっていないかをチェックしても良いでしょう。もし何か障害が発生しているなら、メンテナンス情報や復旧状況などの情報を手に入れることが可能です。対処法についても具体的に明記されていることもあります。
Twitterのヘルプセンターに相談してみる
自分のスマートフォンにも受信拒否設定にも問題はなく、少し待ってみてもTwitterからSMSで認証コードが届かないということもありえます。このような際にはTwitterのヘルプセンターに相談してみるのもおすすめです。
二段階認証の設定ができない、あるいは設定した通りの二段階認証が進められないというときには、やはりTwitter側に問題がある可能性があります。Twitterヘルプセンターでは「アカウントにアクセスする際に問題が生じている」という問い合わせ項目があるので活用しましょう。「自分のTwitterアカウントを復活させたい」という問題について、「2要素認証(2FA)コードの受信で問題が起きている」という状況を選べばスムーズに解決できるでしょう。
SMSを使用せずにTwitterの認証コードを受け取れる?
Twitterの二段階認証の方法ではショートメッセージ以外も選択できます。SMSを使用せずともTwitterの認証コードを受け取ることはできるので、どのような方法があるのかをここで簡単にご紹介します。
バックアップコードを使う
TwitterではSMSを使って2段階認証をしようとしても認証コードが届かなかったときに、バックアップコードを使ってログインすることが可能です。認証コードを入力するログインの画面で別の認証方法を選択するとバックアップコードの入力を選択できます。バックアップコードはTwitterで最初に二段階認証を設定したときに発行されています。メモを取っていれば今回限りの認証手段としてバックアップコードを使用可能です。
認証アプリを活用する
Twitterではバックアップコードがなかったとしても認証アプリによる二要素認証も可能です。二段階認証を設定するときに「ショートメール」ではなく「認証アプリ」を選択して、Twitterアカウントにアプリを登録すれば、そのアプリで認証コードを手に入れられます。Google Authenticator、Duo Mobile、1Passwordなどの認証アプリを利用できるので、SMSによる認証ができないことが懸念されるなら認証アプリをインストールして設定をしておきましょう。
まとめ
Twitterの認証コードはSMSで受け取れるのが特徴ですが、受信拒否設定などによって届かないトラブルがよく起こっています。ただ、正しくセキュリティ設定をした上でTwitter側に問題がないならSMSでの認証コードの受信はトラブルがあまり起こりません。KDDI Message CastによるSMS配信サービスでも、ユーザーにきちんと受信設定をしてもらえば高い到達率になります。98%もの到達率、80%の開封率を誇る弊社のサービスをぜひご検討ください。
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本書のポイント
本書から一部抜粋
■SMS利用用途一覧
- リマインド
→ex;来店予約等の前日リマインド - 本人確認
→ex;サイト会員登録時等の本人確認をSMSで実施 - Webサイト誘導
→ex;Webアンケートの送付や、Webサイトのマイページ利用を促進 - 商品、サービス案内
→ex;新商品等の案内手段としてSMSを活用 - 顧客フォロー
→ex;キャンペーン等のお知らせを送付してリピート利用を促進 - 督促連絡
→ex;締切日に料金未納者へSMSで通知し支払いを促す - 緊急、重要連絡
→ex;提出書類等で登録不備がある顧客にSMSで再提出を促す - 顧客掘り起こし
→ex;長期間コンタクトを取っていない休眠顧客に情報発信